黒部市ちゃ、どこけ?

富山 黒部川

黒部市は富山県北東部に位置し、その地形は3,000m級の北アルプスから、黒部川の広大な扇状地を経て、海の幸、豊富な富山湾に至るまで、山から海まで黒部川で繋がる、自然豊かな土地です。夏は高温多湿、冬は豪雪地帯としても知られ、平野部でも、かなりの積雪があることがあります。

 

黒部川は全国有数の急流河川として知られ、その豊富な水量と湧水の多さから、名水の里としても知られています。北アルプスから流れる豊富な水が、多くの土を下流へと流し、肥沃な黒部川扇状地を形成しました。この豊富な水資源と、黒部川扇状地の豊かな大地のおかげで、古くより、おいしいお米がとれる場所として稲作が盛んな地域となっています。



黒部と言えば黒部ダム

「黒部」と言えば「黒部ダム」のあるところでしょ?と言われるくらい有名な黒部川第四発電所。
黒部川の上流にある、この通称「くろよん」ですが、実は住所的には黒部市ではなく立山町にあります。
建造当時のエピソードや大迫力の放水などで、立山黒部アルペンルートの観光名所としてよく知られています。夏〜秋の観光シーズンには雄大な景色と豪快な放水を間近で見ることが出来ます。
この黒部ダムから流れる出る水が黒部川となり、黒部川扇状地を潤し、富山湾に流れ込みます。
黒部と言うと、ダムがある山奥のイメージを持たれる方もいますが、実際は海から山まで長く広がった自然豊かな土地です。

黒部峡谷・トロッコ電車

宇奈月から鐘釣を経て、欅平まで走る観光鉄道です。トロッコ電車の愛称で親しまれており、車窓からは、黒部峡谷の美しい景観が楽しめます。断崖絶壁のV字峡谷、いくつもの鉄橋やトンネルを走り抜ける小さなトロッコ電車は黒部のおすすめスポットです。

宇奈月温泉

宇奈月温泉は、湯量豊富で、富山県を代表する温泉地です。またトロッコ電車の拠点でもあり、多くのホテルや旅館が立ち並ぶ、黒部峡谷の大自然を満喫できる、黒部に来たら、ぜひ泊まって頂きたい温泉街です。

自然豊かな富山県

富山県は東西南側を高い山々に囲まれ、北側には富山湾を抱きかかえるような地形となっています。雪化粧した立山連邦を富山湾越しに望むこの風景は、海から山まで揃った自然豊かな富山県を象徴する風景として広く知られています。
 

海の幸豊富な富山湾

黒部川の流れ込む富山湾は、水深の深さと魚の豊富さで知られています。また、春と冬には蜃気楼が発生することでも知られています。水深が深い場所には、冷たい海に住む魚類が、浅い表層部では、温暖な海の魚類も同時に棲んでいます。このため、富山湾には日本海に生息する魚類の半分以上がおり、ブリや、ホタルイカ、紅ズワイガニ、シロエビをはじめ、獲れる魚の種類が非常に多ことから「天然のいけす」と呼ばれています。

北陸新幹線

ここ黒部には新幹線の駅名では日本で最も文字数の長い「黒部宇奈月温泉駅」が出来ました。東京から黒部まで、W7系の北陸新幹線で2時間あまりで来られるようになりました。2015年3月14日、金沢〜長野間が開業します。これまで、遠いイメージだった富山も気軽に行ける場所として身近になります。

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